
今日は皆さんのお金を「増やす」ことについてフォーカスを当てていきます。
はみだし日本人では副業にはじまり、不労所得者になるためのさまざまな情報を発信しています。
今日は初心者でも安心して資産運用ができる投資商品をご紹介します。
この記事を読めば、世界経済の仕組みや投資先を選ぶ判断基準が養われますよ。
さっそく一緒に学んでいきましょう!
あなたの知りたい項目から読めるように出来ています。
知りたいタイトルから始めてください。
目次
米国総合債権ファンド「AGG」は、米国の債券市場全般の動きを示すインデックスとの連動を目指した債券ETFです。
長期・中期・短期の米国債券に幅広く投資しているETFということですね。
ところで、ETFという言葉が出てきましたがどういう意味でしょうか?
ETFとは、Exchange Traded Fundの略で、日本語では「上場投資信託」と呼ばれています。
ETFは、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、NYダウなどの指数に連動するように運用されている投資信託の一種です。
ETFは、株の詰め合わせセットのようなものです。
お菓子の詰め合わせセットや、いろいろなお店で売られている福袋を想像していただくとわかりやすいかもしれませんね。
指数に連動するように運用ってどういう意味?
ETFや投資信託といった投資商品は必ずと言っていいほど、「○×の指数に連動するように運用」と書かれています。
指数と連動するように運用ってどういう意味でしょうか。
分かりやすく言えば、ETFというのは先程言ったように株の詰め合わせです。
私達はこの株の詰め合わせを購入するわけですが、現実は世界有数の証券会社のエリートたちが詰め合わせの中身を運用しています。
指数には、例えば以下のようなものがあります。
指標 | 現在値 | 前日比 | 前日比率 | 更新日時 |
---|---|---|---|---|
日経225 | 29,377.48 | +198.68 | 0.68% | 04/01 12:41 |
TOPIX | 1,957.88 | +3.88 | 0.20% | 04/01 12:41 |
JPX日経400 | 17,668.15 | +45.26 | 0.26% | 04/01 12:41 |
ジャスダック指数 | 188.85 | -0.23 | -0.12% | 04/01 12:41 |
日経ジャスダック平均 | 3,941.77 | +3.14 | 0.08% | 04/01 12:41 |
JASDAQ TOP20 | 5,371.89 | -19.99 | -0.37% | 04/01 12:41 |
JASDAQ スタンダード指数 | 413.72 | -0.50 | -0.12% | 04/01 12:41 |
JASDAQ グロース指数 | 172.59 | -0.33 | -0.19% | 04/01 12:41 |
Jストック指数 | 4,092.38 | -1.79 | -0.04% | 04/01 12:41 |
マザーズ総合指数 | 1,224.53 | +21.25 | 1.77% | 04/01 12:41 |
日経平均VI指数 | 20.64 | -0.40 | -1.90% | 04/01 12:41 |
東証REIT指数 | 2,003.43 | -9.65 | -0.48% | 04/01 12:41 |
NYダウ | 32,981.55 | -85.41 | -0.26% | 03/31 |
NASDAQ | 13,246.87 | +201.48 | 1.54% | 03/31 |
S&P500指数 | 3,972.89 | +14.34 | 0.36% | 03/31 |
英FT100指数 | 6,713.63 | -58.49 | -0.86% | 03/31 |
仏CAC40指数 | 6,067.23 | 0.00 | 0.00% | — |
独DAX30指数 | 15,008.34 | 0.00 | 0.00% | 03/31 |
ロシアRTS指数 | 1,477.11 | +16.79 | 1.15% | 03/31 |
ブラジルボベスパ指数 | 116,633.72 | -215.95 | -0.18% | 03/31 |
インドSENSEX | 49,509.15 | -627.43 | -1.25% | 03/31 |
香港ハンセン指数 | 28,680.09 | +301.74 | 1.06% | 04/01 11:46 |
ハンセンH株指数 | 11,116.35 | +144.31 | 1.32% | 04/01 11:46 |
ハンセンレッドチップ指数 | 4,102.80 | +0.72 | 0.02% | 04/01 11:46 |
上海総合指数 | 3,450.359 | +8.448 | 0.25% | 04/01 11:46 |
上海A株指数 | 3,616.60 | +8.88 | 0.25% | 04/01 11:46 |
上海・香港ストックコネクト | 3,689.39 | +15.51 | 0.42% | 04/01 11:46 |
CSI300 | 5,079.97 | +31.61 | 0.63% | 04/01 11:46 |
シンガポールST指数 | 3,173.45 | +8.11 | 0.26% | 04/01 11:46 |
タイSET指数 | 1,591.95 | +4.74 | 0.30% | 04/01 10:46 |
クアラルンプール総合指数 | 1,579.66 | +6.15 | 0.39% | 04/01 11:46 |
ジャカルタ総合指数 | 5,973.40 | -12.13 | -0.20% | 04/01 10:51 |
ずらーっとありますよね。
こんな感じで世界には指数というのがたくさんあることが分かります。
例えば、高配当ETFで有名なS&P500は米国の全株式の時価総額をもとに、500銘柄をランキングしてパックにしたものです。
したがって、S&P500指数に連動するためには、S&P500の構成銘柄をすべて保有すれば同じということですよね。
他のETFでも、S&P500指数を目指したものがあり、これはS&P500指数と似たような指数になるようファンドの中の人が、ETFの中身を入れ替えたりしているんです。
当たり前ですが、ファンドの中の人がETFのメンテを怠れば、ベンチマークとしている指数と連動できなくなり、そのETFを買う人はいなくなるでしょうね。
私達は保有する投資商品の資産価値が増えることを期待し、ファンドはその期待に応えられるように運用。
私達は利益を受け取り、ファンドに報酬を支払う、というWin-Winな関係になっています。
AGGとはiシェアーズ・コア米国総合債権市場ETF
AGGは世界最大の資産運用会社であるブラックロック(BlackRock)が運用しています。
ブラックロックの運用総額は8兆円以上の超大規模ファンドです。
桁違いな世界ですよね!
ちなみにAGGはアメリカでは超有名な優良ファンドとして知られています。



AGGの値動きを見てみると、AGGが登場した2003年から現在に至るまでの18年間、プラス約15.6%の利回りを叩き出しています。
AGGはリーマン・ショック、チャイナ・ショックという2つの世界的経済のショックを乗り越えているすごいETFなんですよ。
さらにAGGは債権ファンドなので利息がもらえます。
短期的に見れば下落しているものの(これはどの株式もそうですよ)、全体で見るとずっと右肩上がりなんですよね。
さすが世界経済を牽引するアメリカ市場です!
利息再投資込みで考えると年利4%。
AGGの特筆すべき点は、安定性!
債権というのは、値動きが小さい資産ゆえに株式に比べてリスクが少ないんです。
株式の場合はコロナ・ショックなどが起きると株が暴落するリスクを抱えています。
100万円の資産が50万円!に減ってしまったり……ショックですよね。
でも、AGGはリーマン・ショックの時でさえ5%だけの下落でした。
AGGは何に投資している?AGGの中身
結論から言えば、AGGは7,000本以上の優良債権に分散投資しています。
AGGの投資先の大半は、アメリカ財務省といった政府系の債権です。
債権は簡単に言えば、国や企業がする借金のことです。
発行体が国なら国債ですし、企業なら社債です。
皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
発行体が潰れなかったら、投資家は発行体に貸し出したお金の元本と利子をお礼にもらえるという感じです。
AGGの投資先は、格付けランクAAA!が7割。
優良すぎですね。
つまり、潰れない可能性が高いので下落相場にも強いと言えます。
ちなみに発行体が潰れて債権が紙くず同然になることを「デフォルト」といいます。
格付けAAAってどれくらいすごいの?
格付け会社で有名なMOODY’S(ムーディーズ)のAAA評価は、
1990年から2015年の25年間、デフォルトしたAAAの債権が0.00%
というものです。
リーマン・ショック、チャイナ・ショックでも微動だにしないAGGのすごさが分かりますよね。
2021年1月現在の分配金利回りは2.1%。
7,000本もの投資先に分散投資&運用しているにも関わらず経費率はたったの0.04%(年間)。
ちなみにボッタクリ投資商品の経費率は1%(年間)。
ボッタクリ投資商品とはえらい違いですよね!
AGGの値動き要因はなに?
結論から言えば、金利が上昇すればAGGの価格は下落します。
金利と債権価格は逆の動きをする!これは投資の基本知識なので覚えておきましょう。
それでは、金利が1%上昇するとAGGは1%下落するということ?と思うかも知れませんね
ここは専門的な話になるので、シンプルに言えば、
- 金利が1%上昇→AGG約6%下落
- 金利が1%下落→AGG約6%上昇
という関係値になります(理論値)。
安定志向の債権、リスクはないの?
以上のように、かなりド安定な債権という投資商品ですがリスクはないの?と疑問に思うでしょう。
結論から言えば、投資商品なのでリスクは存在します。
具体的なリスクについて取り上げると、
- 倒産リスク
- 価格変動リスク
- 為替リスク
この3つです。
倒産リスクについては、先程解説したように7,000本以上も分散投資している上、いずれも格付けランクがAAAを占めるものなので、倒産(デフォルト)となるリスクはほとんどないと言えます。
価格変動リスクは、債権というのは値動きが少ないとは言え、元本保証ではないので忘れないでおきたいですね!
最後に為替リスクですが、AGGはアメリカの投資商品であり、ドル建て商品なので為替リスクが存在します。
AGGのリスクは3つ目の「為替リスク」が一番大きいと言えます。
買う時期によって、為替の影響を大きく受けるということですね。
皆さんの大切なお金は資産運用して増やしましょう!
今回は数ある高配当ETFの中から、米国総合債権ファンド「AGG」について解説しました。
AGGは7,000本以上の優良債権に分散投資しており、その大半が政府系の債権ということが分かりました。
AGGの運用会社は世界最大の資産運用会社「ブラックロック」が運用しており、AGG自体の凄さとは裏腹に、圧倒的に低い手数料が特徴です。
世界的に経済が回復状態にあり、今後は金利が上昇することが考えられます。
債権は金利と逆の動きをするので、AGGの価格が下がるということは十分にありえます。
とはいえ、はみだし日本人グにおける株関連の話は短期的に利益を出すことよりも、長期的な視野を持って利益を出すことに重点を置いているため、相場に一喜一憂するのではなくもっと長い目で資産運用をして増やしましょう。
AGGは楽天証券で買うことが出来ます。
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