あなたは、ロングテールキーワードという言葉をご存知ですか?
「熱海 駅前 お土産 定番」
といった、3単語以上の組み合わせキーワードのことをいいます。
今回ご紹介するロングテールキーワードは、ブログで収益を出そうと取り組む人に必須の知識ですよ!
それでは、一緒に学んでいきましょう!
【本記事の信頼性】
SEO対策の1つ、ロングテールキーワードについて学びましょう。ロングテールキーワードの見つけ方もご紹介!
【この記事の内容】
『【SEO効果】ロングテールキーワードとは?』
- 第 1 章 ロングテールキーワードについて
- 第 2 章 ロングテールキーワードの選び方
- 第 3 章 ロングテールキーワードを意識して記事を書く
- まとめ
第 1 章 ロングテールキーワードとは?

ロングテールキーワードとは、冒頭でも少し触れたとおり、
「熱海 駅前 お土産 定番」
といった、3単語以上の組み合わせキーワードのことをいいます。
ロングテールキーワードの語源
Wired Magazine誌の編集長であったクリス・アンダーソンが2004年に提唱した「The Long Tail」という記事が発端です。
2004年10月、Wired Magazine誌に「The Long Tail」と題する記事が掲載された。すると、このロングテールという理論は、Malcolm Gladwellが提唱した「The Tipping Point」にも匹敵する勢いで、あっという間に広く認知されるようになった。
引用元:CNET Japan
ロングテールキーワードの特徴
ロングテールキーワードは検索ボリュームとしては少ないものの、競合が少ないことが特徴です。
また「熱海 お土産」といったビッグワードよりも、詳細に目的が絞られているキーワードゆえ、コンバージョンにつながりやすいのもロングテールキーワードの特徴です。
ロングテールキーワードを意識すれば、あなたのブログやサイトを検索結果上位にもっていくことが可能ですよ!

そもそも、ロングテールキーワードの「ロングテール」とは、Long-Tailという英語です。
グラフをみて分かる通り、「長い尻尾」のように見えることからロングテールという名前がつきました。
表を見てもわかるように、ロングテールキーワードはビッグキーワードに比べて
- 「複数の検索語の検索数は少ない」ものの、
- 「コンバージョン率が高い」という特徴があります。
ロングテールキーワードは競合が少ない分、ユーザーが狙った組み合わせで検索した時にあなたのブログサイトが検索結果に浮上しやすいのです!
コンバージョンとは?
コンバージョン率(CVR:ConVersion Rate)ともいわれます。
コンバージョン率は、あなたのブログサイトに訪れた人が、どれくらいの割合で商品やサービスを注文したのかを表しています。
例えば、
- 100人来て1人注文→コンバージョン率1%
- 5人来て5人注文→コンバージョン率100%
ということになります!
ロングテールSEOとは?
ロングテールSEOとは、複数の単語を掛け合わせてニッチなキーワードでの検索を狙うSEO対策です。
ビッグワードSEOと比較して、よりターゲット層を絞った形での戦略ですね。
数撃ちゃ当たる理論がビッグワードなら、ロングテールキーワードは虎視眈々(こしたんたん)と獲物を狙うようなイメージです!
ロングテールキーワードのメリットとデメリット
【メリット】
- 検索の競合が少ないため、上位表示される可能性が高い
- 目的が絞られているキーワードなので、コンバージョンに繋がる可能性が高い
- ターゲットが絞られているため検索ニーズを意識した記事を書くことができる
【デメリット】
- キーワードを調査しないと、そもそも検索されない=流入を獲得できない
- 検索ボリュームが少ないので検索ヒット率が少ない
- ターゲットが絞られている分、競合と同じようなコンテンツを量産してしまう
ロングテールキーワードは、良いキーワードの組み合わせを見つけられれば、あなたのブログサイトを一気に上位表示することも可能です!
ただ、そのロングテールキーワードを見つけるのが難しい…そうお考えではありませんか?
大丈夫!次に、ロングテールキーワードの選定方法について解説していきますよ!
第2章 ロングテールキーワードの選び方

ここからは、ロングテールキーワードの選び方を解説していきます!
- メインの検索キーワードを決める
- Googleキーワードプランナーを使う
- 検索意図(ニーズ)を満たすキーワードを選ぶ
メインの検索キーワードを決める
結論!狙うメインキーワードをラッコキーワードなどのキーワードツールから選びましょう!
キーワードを探すコツとしてまず、サイトの記事をどのようなキーワードで検索されたいか」を考えてみましょう。
例えばあなたが、「コーヒーをテーマにしたブログ」をはじめたとします。
そこで「コーヒー豆」というキーワードをラッコキーワードというサイトの検索窓に入れて見てみると、

このように「コーヒー豆」の関連キーワードが表示されます。
その中から、あなたの記事に最も適したキーワードを選びましょう!
今回は「コーヒー豆 種類」を記事のメインキーワードとしましょう。
Googleキーワードプランナーを使う
記事のメインキーワードを決めたら、「Googleキーワードプランナー」でさらなるキーワード候補を確認します。

キーワードプランナーを開き、「新しいキーワードを見つける」をクリックします。

「キーワードから開始の検索窓」にラッコキーワードで見つけた、
「コーヒー豆 種類」
とキーワードを入れて、結果を表示をクリックします!

「コーヒー豆 種類」の検索結果が出てきたら、右上の「キーワード候補をダウンロード」をクリックして、GoogleスプレッドシートかCSVファイルで保存しましょう!

さっそくCSVファイルを開いてみて下さい!
ずらーっと項目が並んでいますね!
その中から、単語の組み合わせが3つ以上ある項目を探してみて下さい。
そのキーワードがロングテールキーワードですよ!
例えば今回の例だと、
「コーヒー豆 種類 焙煎」
をロングテールキーワードとして選び、記事を作るという流れになります!
第3章 ロングテールキーワードを意識して記事を書く

ロングテールキーワードを選定したら、あとは質の高い記事を書きだけです!
質の高い記事とは、ユーザーの疑問にしっかりと答えている記事のことです。
先ほどの例だと「コーヒー豆 種類 焙煎」というキーワードを意識して記事を書くのはもちろんです。
ユーザーはコーヒー豆の種類ごとの焙煎方法について知りたいのですから、この点をしっかり踏まえた記事を書かないと、ユーザーはあなたの記事を参照してくれませんよ!
記事にオリジナリティを!
ユーザーと検索エンジンから評価されるには、ユーザーの疑問にしっかりと答えている記事を書くのはもちろんのこと、さらにオリジナルな要素を含めておく必要があります。
その内容というのは競合サイトには取り上げられていない、
- コーヒー豆の種類
- コーヒー豆もしくは焙煎にかんする豆知識
といったことを書きます!
「このブログ、読んでいて勉強になるし楽しいな~」
「この記事、しっかり書かれている!」
このようにユーザーに思ってもらうことが大切です。
ユーザーの疑問にしっかり答えること、オリジナルな要素を含めておくことは、あなたのブログサイト全体の信頼感の向上に寄与します。
信頼感があれば、ユーザーがブックマークしてくれる可能性が期待できますし、再訪の期待もありますよね!
なによりもユーザーが、あなたのブログサイトに長く滞在することになり、検索エンジンからも評価されるのです!
【記事を書く時のポイント】
- 記事の内容はユーザーの疑問に答えなければならない!
- 3,000文字程度のボリュームで記事を書く
- タイトルにキーワードを入れる
- むずかしいフレーズを使わない
- 結論からさきに書こう!
まとめ
ロングテールキーワードの基礎知識として、SEOとの関係やキーワードの選び方について解説してきました!
この記事を読んで、ロングテールキーワードはあなたのサイトやブログを上位表示させるための手段であることがお分かりいただけたかと思います!
この記事を参考にして、ロングテールキーワードを見つけて記事を書きましょう。
それでは、記事をまとめますね!
- 自分の記事がどのようなキーワードで検索されるのか考えてみよう!
- ロングテールキーワードは検索の競合が少ないため上位表示される可能性が高い
- キーワードツールを活用してロングテールキーワードを見つけよう
- ユーザーの疑問に記事内でしっかり答えること!
- オリジナルな要素を追加しよう