こんにちは、ユタカです。(@yutaka_dreams)
2021年はクリエイティブと金融業界で革命が始まりました。
クリエイティブの世界では知られていない芸術家が億万長者になって注目を集めているNFT。
金融業界では非代替の可能性が世界ではますます大きくなっていることが1年を通して目に見える形になってきました。
今回の記事は、そんなNFTアートで最も高く売れたトップ10(2021年)を紹介します。
なぜNFTは売れている?こんな疑問をトレンドから見つけていきましょう!
\まだ仮想通貨取引所の口座を持っていない方/
あなたの知りたい項目から読めるように出来ています。
知りたいタイトルから始めてください。
目次
- NFT アート売れた絵の特徴
- 売れたNFT アート10位 | XCOPY – Right-click and Save As guy –
- 売れたNFT アート9位 | Beeple – Crossroad –
- 売れたNFT アート8位 | CryptoPunk #8857 –
- 売れたNFT アート7位 | Ringers by Dmitri Cherniak #109 –
- 売れたNFT アート6位 | CryptoPunk #7804 –
- 売れたNFT アート5位 | CryptoPunk #3100 –
- 売れたNFT アート4位 | CryptoPunk #4156 –
- 売れたNFT アート3位 | CryptoPunk #7523 –
- 売れたNFT アート2位 | Beeple – Human One –
- 売れたNFT アート1位 | Beeple – Everydays: The First 5000 Days –
NFTで売れた絵とは?
NFTで売れているアートには大きく分けて3つの特徴があります。
- 希少性(レア)がある
- 付加価値がついている
- 遊び心がある
それでは1つづつ解説していきます。
1.希少性(レア)がある

CryptoPunks
このNFTはクリプトパンクといって最古のNFTと言われています。
後ほど出てきますが、このクリプトパンクはパンクの中で2021年で最も高く取引されたNFTでもあります。
このアートの希少性(レア)は、「初期のNFTプロジェクト」だということです。
クリプトパンクは当初、無料で配布されていましたが、
NFTが流行していくに連れて初期のNFTということで希少性がましていきました。
初期のNFTというだけで価値が上がるのはこれからNFTが新たなインフラになると確信を持っている人が多いい証ですね。
付加価値がついている

BAYC(Bored Ape Yacht Club)
とてもユニークな猿のイラストですよね。
このお猿さんのイラストは日本円で約673億円の売り上げを出しています!びっくりですよね。
なぜそんなに売れているのだろう?・・・だれでもそう思います。
理由は2つの購入者特典があるからです。
- 専用のNFTショップにアクセスできるようになり、そこでしか流通していないNFTを購入することができます。
- ディスコード(コミュニティのサイト)のサーバーに招待されてBAYCを購入した仲間と情報交換をしたりできます。
以上の購入者特典があったり、購入者特典とは違いますが、収益の一部を動物保護団体に募金していたりするので、
アート以外の付加価値を充実させることによりNFTファンの心をつかんでいます。
また、自分がこのコミュニティの一員だという所屬感も嬉しいのかもしれません。
遊び心がある

Axie Infinity
これはNFTの技術を使ったゲームで、ゲーム内で仮想通貨をゲットしたり、
NFTのモンスターやアイテムなどを売買できたりすることから、近年稼げるゲームとして人気を集めています。
このように遊びながらNFTを売買することが出来るという「遊び」が人気を出す方法でもあります。

この3つを踏まえたNFTアートが売れていて、下で紹介するような高額のものがたくさんあります。
3つの項目と照らし合わせながら2021年最も高く売れたNFTランキングを見てみましょう!
.@CozomoMedici and @AnonaMovement just purchased “Right-click and Save As guy” by @XCOPYART from @2Yeahyeah for 1600 ETH ($7,088,229) 👀 pic.twitter.com/MCwg8PZzxk
— nft now 💭 (@nftnow) December 9, 2021
売れた価格:$6,135,536 (1,600 ETH)
3年前の2018年12月6日に作成されたこの象徴的な作品。
発売された当時は90ドル(1 ETH)で、2年後には174,195ドル(99 ETH)まで価値が上がりました、購入時からの価値は3,500%以上と、とてつもない金額になっています。
CROSSROAD
— Nifty Gateway (@niftygateway) February 25, 2021
By @beeple
The #1/1 from beeple’s first NG drop has just resold on the secondary market for $6.6 million.
History has just been made.
Congrats to beeple and of course to @pablorfraile for the sale. pic.twitter.com/mTYG4VABSw
売れた価格:$6,600,000 (4,400 ETH)
このビープルの作品 Beeple’sCrossroadは、
2020年の大統領選挙を反映して作成されたものです。
大統領選が誰が勝つかによって別バージョンの作品も用意されていたみたいです。

デジタル現代アートとしても、面白い試みですよね。
2020年10月30日に影響力のあるコレクターPablo Fraileに66,666ドルで販売されました。
Punk 8857 bought for 2,000 ETH ($6,629,279.79 USD) by 0xf2a70b from 0x389747. https://t.co/XJnotp8xk1 #cryptopunks #ethereum pic.twitter.com/sQYNWvYTjT
— CryptoPunks Bot (@cryptopunksbot) September 11, 2021
売れた価格:$6,630,000 (2,000 ETH)
こちらは有名なCryptoPunksですが、その中でも「ゾンビ」のCryptoPunksです。
ゾンビのCryptoPunksは88体しかなくNFTのコミュニティ全体でも注目されている作品で、このCryptoPunk#8857の販売も例外ではありませんでした。
660万ドルの値札がついたゾンビパンクはNFTアートで大きなトレンドを生みました!
Ringer #109 just sold for 2,100 ETH ($6.9M). This is now the highest @artblocks_io sale to date 👀 pic.twitter.com/vK20X98ZYy
— nft now 💭 (@nftnow) October 2, 2021
売れた価格:$7,117,908 (2,100 ETH)
Dmitri Cherniak’s Ringers(リンガーズ)は、
ジェネレーティブアートプラットフォームであるArt Blocksで最も愛されているコレクションの1つです。

リンガーズは、これまでに1億ドル近くの二次取引量を記録しており、NFTコミュニティ内でジェネレーティブアートの先駆者として存在し続けています。
Punk 7804 bought for 4,200 ETH ($7,566,173.88 USD) by 0xf4b4a5 from 0x03911f. https://t.co/0aatHjfooI #cryptopunks #ethereum pic.twitter.com/TrMgPUK0Hn
— CryptoPunks Bot (@cryptopunksbot) March 11, 2021
売れた価格:$7,560,000 (4,200 ETH)
こちらは先ほどの「ゾンビパンク」ではなく、「エイリアンパンク」というものです。
CryptoPunk#7804は、2021年3月11日に販売された2つのエイリアンパンクの1つでした。
発売当時は750万ドル相当のETHで購入され、2021年末で4,200ETH(約1700万ドル)になりました!
Punk 3100 bought for 4,200 ETH ($7,584,485.82 USD) by 0x7b8961 from 0x6611fe. https://t.co/3HawbYyhNZ #cryptopunks #ethereum pic.twitter.com/LAOCywVUxZ
— CryptoPunks Bot (@cryptopunksbot) March 11, 2021
売れた価格:$7,570,000 (4,200 ETH)
こちらの「エイリアンパンクス」は、
9つのエイリアンの1つで、CryptoPunk#3100は明らかに影響力のあるパンクになっています!
The third-highest CryptoPunk sale ever marks the end of an era for @punk4156 and comes amid an ongoing debate over the project’s IP rights. pic.twitter.com/EpkinIJrDH
— nft now 💭 (@nftnow) December 9, 2021
売れた価格:$10,279,800 (2,500 ETH)
CryptoPunk#4156の販売は、これまでで最高のパンク価格ではありませんでしたが、
間違いなく2021年の最も重要なパンク取引でした。
Moments ago in our #London saleroom, an extremely rare “Alien” CryptoPunk #7523 from the collection of @sillytuna sold for $11.8M as part of our #NativelyDigital NFT auction – setting a new world auction record for a single CryptoPunk. pic.twitter.com/PDVUSttI3o
— Sotheby’s (@Sothebys) June 10, 2021
売れた価格:$11,754,000 (4,700 ETH)
CryptoPunk#7523 —フェイスマスクをしているため「COVIDエイリアン」として多くの人に知られています。
また2021年のパンクの最大の売値であるだけでなく、CryptoPunkのこれまでで最大の売値でした。

2021年6月にはサザビーズのネイティブデジタルオークションでも販売され話題を呼びました。
#AuctionUpdate: Beeple’s (b. 1981) ‘HUMAN ONE’ has achieved $28,985,000 at auction. Over the course of his lifetime, Beeple intends to seamlessly add to and evolve the pool of imagery in ‘HUMAN ONE’ in response to current events — creating an eternally contemporary work of art.⠀ pic.twitter.com/NLml4gxl7W
— Christie’s (@ChristiesInc) November 10, 2021
売れた価格:$28,985,000 (4,700 ETH)
Beepleの「HUMAN ONE」は、他に類を見ないNFTです。
大手アートオークションハウスのクリスティーズ(Christies)にて2,900万ドル(約32億円)で11月9日落札されました
「HUMAN ONE」は実物の立体スクリーンに映し出される映像作品となっており、スクリーンには宇宙服を着た人物が様々な環境を移動する動画が流れ続けています。
またクリスティーズはNFTを真の芸術作品として正当化するための支援をし続けています。

売れた価格:$69,346,250 (38,525 ETH)
このビープルのオンラインオークションでのアート販売額は、
- 現存アーティストのオークション記録第3位
- デジタルアート作品の過去最高額
- オンラインのみのオークションでの過去最高額
と3つの新たな記録が生まれています。
またニューヨークのクリスティーズでポストウォー&コンテンポラリーアートのスペシャリストを務めるノア・デイビス氏は
「クリスティーズは、これほどの規模や重要性を持つニューメディアアート作品を提供したことはありませんでした。ビープルの作品を手に入れることは、世界有数のデジタルアーティストが制作したブロックチェーンそのもののエントリーを所有するまたとない機会となります」とコメントしています。

2021年はNFTアートが更に大きくなりましたが、2022年も楽しみですね!どんどん情報を公開していきますので、よろしくおねがします!最後まで読んでいただきありがとうございます!
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