こんにちは、ユタカです。(@yutaka_dreams)
今回のライフハックは「時間がないを解決する方法」です。
いつも時間がない、やりたいことはいっぱいあるのに僕には時間がないんだという感覚を持っている人いませんか?
そんな感覚を解消する方法を解説していきます。
あなたの知りたい項目から読めるように出来ています。
知りたいタイトルから始めてください。
忙し忙し、時間がない、時間がない!と言っているのは、
錯覚であるということです。
「いやいや、ほんとうに忙しいよ」
「スケージュール見たら全部仕事で忙しいし!」
という方も、たくさんいらっしゃると思います。
「時間飢餓」とか「時間汚染」といった言葉を聞いたことはありますか?
- 時間飢餓・・・時間が足りない感覚時間に対する渇望感。
- 時間汚染・・・常に時間に追われているかのように感じてしまう状態
この時間汚染はマルチタスクなどによって発生します。
あなたは普段マルチタスクをしていないでしょうか?
マルチタスクとは、
- 友達と LINEしながら勉強するとか
- 音楽を聴きながら仕事をするとか
- ご飯食べながらメールチェック
このようなマルチタスクを普段していると時間が細切れになってしまうので、
常に時間に追われているような状態
すなわち、「時間汚染」の状態に陥ってしまうんです。
私たちはよく物理的に時間がないんだと嘆くことがあると思いますが、
実際に私たちの時間は不足しているんでしょうか?
面白いことに、実は私たちの持つ時間は昔と比べて遥かに増えています。
というのも日本人の労働時間は昔に比べて減り続けているというデータがあります。
労働時間の推移に関するデータを見ると
1970年代の日本人は平均で年に2200時間
しかし、
2016年では日本は1713時間
となっており大幅に労働時間は減っているんです。
さらにプライベートの時間も無駄を省くテクノロジーが普及している現代ですから、
昔に比べると多くの余暇が生まれているはずなんです。
ではなぜこんなにも現代人は時間が足りないと思うのでしょうか?
それは時間飢餓の正体が、時間が足りないのではなく、
時間がないと思い込むことによるものなのです。
実際には十分な時間が与えられているのに、
やらなくてはいけないと思い込んでいることが多かったり、
焦りの感情で目の前のことに手がつけられなくなったり、
その結果として生産性も下がって、時間が不足している感覚に陥る負のループに入ってしまうのです。
忙しい忙しいと言っているのに、なかなかアウトプットができていない人は、
この思い込みによって生産性が低下している可能性があります。
なので、この思い込みを取り除き、時間感覚のゆがみを取り除くエクササイズを行っていく必要があるのです。
マルチタスク以外にも時間飢餓や時間汚染を引き起こす原因があります。
それは「ゴールコンフリクト」というもので、
コンフリクトは競合することを意味します。
なのでゴールコンフリクトとは、ゴールが競合してしまうことを意味します。
2015年のデューク大学で行われた時間飢餓に関する調査では、一つのゴールに対する競合。
すなわちコンフリクトが、この時間が足りない感覚を作り出すということが明らかになりました。
一つの目標達成のために、もう一つの目標があると目標同士が干渉しあって、
あれもしなくちゃ、、、あーこれもしなくちゃ、、、という感覚になるんです。
例えば
- 運動したいけど、仕事がある
- 貯金したいけど、欲しい物がある
といったコンフリクトが考えられるでしょう。
その結果僕たちはやるべきことが多いと感じてしまい、
同時に複数のことを両立させようと無理をして、焦って不安になり時間が足りない感覚になってしまうのです。
だれもが経験がしたことあるんじゃないでしょうか。
時間が足りないという錯覚はこのようにゴールがコンフリクトしてしまうことによって生じているわけです。
では次に間の時間感覚を治す方法を2つ紹介します。
その1.タスクシフト
その2.選択的アーキテクチャとセルフディスタンシング
この2つの方法です。
その1.タスクシフト
まずは時間汚染を取り除くためにマルチタスクとなる要素を徹底的に排除することから始めましょう。
仕事しながらスマホをいじらず、スマホは手に届かないところに置いておきましょう。
何かに取り組むときは一つに絞り、その達成へ向けて集中するのです。
時間で区切ったりして一定の達成ラインを越えるまでは目の前のことに集中し、他のことは一切考えないようにしましょう。
複数のことをこなすのがうまい人は、取り組むときは一つ一つ確実にこなしていき、着実に開始していくことで結果として複数のことが達成できているんです。
彼らは一見マルチタスクをしているように見えるんですが、シングルタスクを高速で終わらせて次のタスクに取り掛かっているんです。
どうしてもマルチタスクを行ってしまうという人はどうする?
そんな人は、タスクシフトというテクニックを使ってみてください。
これはあらかじめ複数のタスクを切り替えるタイミングを決めておくテクニックです。
例えば、
タイマーなどを使って、この作業を終えたら次は別の作業に取りかかる。
受験生ならば国語を30分したら次は英語を30分勉強すると決めておく。
↓
そしてタイマーが鳴るまでは一つのことをやる。
↓
そしてタイマーが鳴ったら強制的に次の作業に切り替える。
こうすることで常にシングルタスクで物事を処理することができ、マルチタスクの悪影響や時間汚染から逃れることができます。
実際にやってみると、
今まで自分はマルチタスクで本当に時間を浪費していたんだなぁ、ということに気づくと思います。
そしてシングルタスクで物事を処理すればいつもより圧倒的に作業が早く終わり生産性が高まったことをすぐに実感できるはずです。
最初は慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、ぜひタイマーをかけてシングルタスクを行う習慣を身に付けてください。
その2.選択的アーキテクチャとセルフディスタンシング
次に解説する、
選択的アーキテクチャとセルフディスタンシングというのは、
ゴールコンフリクトを取り除く方法です。
ゴールコンフリクトには主に2種類あります。
- 1つ目は「分かっているけどやらないコンフリクト」
- 2つ目は「思い込みコンフリクト」
1つ目の「分かっているけどやらないコンフリクト」というのは、ついつい欲望に負けてしまうタイプの問題です。
例えば、
- ポテチが太るのはわかっているがつい食べてしまう。
- 新しいパソコンが欲しいけど貯金が減ってしまう。
このようなパターンです。
このコンフリクトに有効なのが選択的アーキテクチャです
選択的アーキテクチャというのは簡単にいうと、
やるしかない環境に自分を追い込んでおくというものです。
例えば、
貯金が主体のに欲しいものを買ってしまうのならば、あらかじめ預金口座へ自動送金する環境をつくっておく。
運動したいけどついついサボってしまうあなたは友だちとジムに行く約束を今すぐ取り付ける。
健康的な食事がしたい法ついついジャンクフードを食べてしまうなら、健康食品の定期宅配を頼んで強制的に家に健康食品が届く環境をつくる。
このように、やるしかない環境に自分を追い込むことで、分かっているけどやらないコンフリクトを取り除くことができます。
ぜひ自分の状況に合わせて、やるしかない環境を作ってみて下さい。
2つ目は「思い込みコンフリクト」
シンプルに勘違いが原因で、目標の衝突が起きてしまうパターンです。
例えば、
「人生で成功するには友達との遊びを減らすしかんない」と考えている人がいるとしましょう。
しかし実際は友達と遊んだ方が新たな人脈につながったり、楽しい時間がストレス解消になって逆に仕事がうまく進んだりといったケースも十分に考えられるでしょう。
いかに自分が相容れない目標だと思っていても現実には両立してしまうケースは往々にしてあるんです。
こういう思い込みによって生じてしまう競合が思い込みコンフリクトです。
では、このコンフリクトに有効なのが
セルフディスタンシングという方法です。
これは簡単に言えば自分の悩みを他人ごとのように見るテクニックのことです。
例えば、
あなたが仕事で成功したいけど、子育てが大変で無理だというコンフリクトを持っていたとしましょう。
そんなとき自分にとって最高の友人が同じコンフリクトに悩んでいる姿を想像しながら頭の中で彼にアドバイスをしてみるんです。
すると不思議なことが起こります。
他人に向けて話しかける様子を思い描くだけで思い込みにとらわれない答えが出るようになるんです。
なぜこんなことが起こるのでしょうか?
それは、人は自分のことを客観的に見ることができていないからです。
自分に起こっているコンフリクトというのは自分ごとであり、主観的にしか見ることができません。
しかし他の人に向けてアドバイスすると考えると、自分に起こっているコンフリクトが他人ごとになり客観的なアドバイスができるようになるんです。
なので自分が思い込みのコンフリクトにとらわれているときは、
ぜひ自分の悩み事を他人ごとに見るテクニック
「セルフディスタンシング」を使って客観的にコンフリクトを取り除いていきましょう。
それでは、今回の内容を自分の生活に照らし合わせて、自分なりにカスタマイズして役立ててもらえばと思います。
最後までありがとうございました。