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URL は変えちゃダメ?

サイトのURLを変えたいんだけど、 『単純に変えるだけでいいのかな?』 『Google 検索に関係してきそうで変えづらいなー。』
と悩んでいませんか?
実は、この記事の『リダイレクトの設定』を理解することで、安全にURLを変えることが出来きます。
なぜなら、このリダイレクトを行わないことで大きく順位を下げてしまうことが今まであったからです。
今回はこのリダイレクトが必要な場合とRedirectionというWordpressのプラグインを使う方法を解説します。記事を読み終えると、URL を変えたい時にちゃんと設定できるようになります。
では早速始めていきましょう!
リダイレクトとは?
SEO の技術の中で一番シンプルなのに、一番守られていないのがリダイレクト関連のものです。
ある URL から他の URL へ転送させる機能のことです
どのような時に、リダイレクトが必要なのでしょうか
- サイトを引っ越した時
- サイトをリニューアルした時
- ディレクトリの転送
- 1ページの転送
- スマホサイトの作成した時
- SSL化の対応した時
以上のような場合です。どれも URL が変更された時であるということです。
さらに詳しく見ていきましょう。
URL を変更することは SEO的にNG行為
サイト内のページには一つ一つに URL が割り当てられています。
しかし、
この URL を変更することは SEO的にNG行為です。
なぜなら URL が移動してしまうと検索エンジンがその URL を見つけられなくなってしまうことや、せっかくその URL にリンクしている別のページからのリンクが機能しなくなることが挙げられます。
それでも「会社名が変わってドメインを変更しなくてはならない。」のような URL をどうしても変更しなければいけない場合もあるでしょう。
そのような、やむを得ず URL を変更する場合は、正しくリダイレクトを行う必要があります。
リダイレクトを完璧に実施したとしても、多少の順位硬化リスクはあります。またリダイレクト失敗してしまうとかなり順位が下降してしまうリスクがあるので気をつけましょう。
リダイレクトは一対一が原則

URL が変わる場合、その下層の URL も変更になることが多いでしょう。
またドメインが変わると全ての URLが変更の対象となります。
その際は一つ一つの URL を対応する新しい URL にリダイレクトします。
検索エンジンはそれを理解しているので順位も低下してしまう ことになります。
※URL が http から https になるだけでもリダイレクトは必要です。
リダイレクトとは301リダイレクトを使う

リダイレクトにはいくつかの種類があります。
おすすめなのは「301リダイレクト」という方法で、 URLが恒久的に変更になったことを検索エンジに伝える役割を果たします。これ以外のリダイレクトの方法はやむを得ない場合にのみ利用するようにしてください。
リダイレクトの種類
リダイレクト | 特徴 | おすすめ度 | 順位の下落幅 |
---|---|---|---|
301 | サーバー側で設定が必要でサイトによっては開発が必要 Google 推奨 | ◎ | 小〜中 |
302 | 301との違いは、一時的なリダイレクトを意味する | ○ | 小〜中 |
meta refresh0秒 | HTML だけで対応可能で検索エンジンも多少は考慮するただし戻るボタンが機能せず使いにくい | △ | 中〜大 |
meta refresh0秒以外 | HTML だけで対応可能だが戻るボタンが機能せず使いにくい | × | 大 |
JavaScriptによるLocationの変更 | HTML だけで対応が可能。 JavaScript を無効にして設定している場合、機能しない | △ | 大 |
Google推奨の「301リダイレクト」で設定しましょう。
Redirectionの使い方WordPressプラグインでリダイレクトをする方法

WordPressでリダイレクトを設定するには、以下の2つの方法があります。
- 「Redirection」プラグインを使用して設定する
- 「.htaccess」に直接リダイレクトの設定を書く
圧倒的に「Redirection」を使用して設定するのをおすすめします。
1. プラグインをインストールしてみる
まずは「ダッシュボード」→「プラグイン」→「新規追加」
「Redirection」を検索します。

「インストール」ボタンを押す→「有効化」ボタンを押す
インストールができたので、プラグインの設定をしましょう。
プラグインの管理画面は下記の場所にあります。
「WordPressダッシュボード」 →「 ツール」 → 「Redirection」

2. 初期設定を行う
初回のみ初期設定が必要になります。


日本語に対応しているので安心です。まず上記2つのチェックは入れましょう。
3つ目は日本語翻訳がされていませんが、内容としては、閲覧者のIPアドレスを記録に残したい場合は、プライバシーに同意した上で3つ目のチェックも入れましょう。

「セットアップ完了」ボタンを押し、初期設定が完了です。
3. 使ってみる
初期設定後に「Redirection」の設定画面に変わるので、
画面下部にある「新しい転送ルールを追加」の各項目を入れていきます。

「ソースURL」→ 元のURL
「ターゲットURL」→ 変更先のURL
「転送ルールを追加」のボタンを押し、新たにリダイレクトの項目が追加されていれば完了です。
すごく簡単ですね。ぜひ使ってみてください。
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