タグクラウドはキーワードの詰め込みすぎでGoogleペナルティを受けちゃうかも!?
あなたのブログでタグクラウドを使うことで、ユーザーとクローラーの回遊性を高めて、ウェブサイトの評価を上げようと思ってますか?
【この記事を読むことで解決するお悩み!】
- ブログにタグクラウドの導入を考えている方
- タグクラウドの必要性に疑問がある方
タグ自体は、記事のジャンル分けを明確にしてユーザービリティを良くし、SEO的にも良い影響を与えますが、回遊性第一ともいえるタグクラウドは実際のところ、SEO観点からメリット・デメリットとしてどうなのでしょう?
今回の記事はタグクラウドのSEO影響について考えてみます。
【本記事の信頼性】
ブログ収益のキモとなる「SEO評価」。タグクラウドによるSEOの影響について考えてみましょう。
『SEO観点から考えるタグクラウドとは?』
- 第 1 章 タグクラウドとは?
- 第 2 章 タグクラウドの作り
- 第 3 章 タグクラウドのメリット・デメリット
- まとめ
目次
第 1 章 タグクラウドとは?
タグクラウドとは、ブログの記事ごとに主要ワードをタグ登録し、内部リンク集としてユーザーに提示しているものです。
以前はよく見たタグクラウドですが、最近は見ないですね。
一般的に言われているのが、タグクラウドを使うことによってユーザーに関連したジャンルの記事を回遊してもらえる効果があり、クローラーもタグクラウドを介してページの隅々までクロールしてもらえるというメリットがあるといわれています。
第 2 章 タグクラウドの作り方
タグクラウドの作り方にはいくつか方法があります。
- WordPressの機能を利用する
WordPressのプラグイン、ウィジェット、専用コードでタグクラウドを作成する方法 - タグクラウド作成ツールを使う
無料公開されてるツールを使ってタグクラウドを作成する - PHPを使用して作成する
PHPのタグ生成ライブラリを活用してタグクラウドを作成する - jQuery、JavaScriptを使って作成する
jQueryプラグイン、JavaScriptでタグクラウドを作成する
タグクラウドのデザインは、おもにCSS側で調整します。
タグクラウドを効果的に使う
次の3つポイントをおさえ、効果的なタグクラウドを作成しましょう。
- タグクラウドの文字色
デフォルト、マウスオーバー時のリンク色を使い分けてリンクだとわかりやすくしておきましょう - タグクラウドの文字サイズ
人気タグの文字を大きくし、ユーザーの注意とアクセスを引きましょう - タグクラウドのフォント
フォントスタイルを変更し、タグクラウドを目立たましょう
タグクラウドはユーザーの注意を引きながら、ブログサイト内を回遊してもらう効果があるといわれています。
クローラーから見ても、タグクラウドは内部リンク集なので、ブログサイト内を隅々までクロールしてもらえるというメリットがあるといわれていました。
第 3 章 タグクラウドのメリット・デメリット
タグクラウドによるSEO効果についてみていきましょう。
タグクラウドのSEOメリット
- 内部リンク増加でユーザーとクローラーの回遊性が高まり、SEO評価も向上
- タグごとに新たなページが増え、インデックス数が増加
タグクラウドのSEOデメリット
- 同じようなコンテンツが含まれるタグがたくさん作られることにより、重複コンテンツに近いページができあがってしまう
- コンテンツが1~2つしかない中身の薄っぺらいタグページがタグの数だけできあがってしまう
タグクラウドについてGoogleの見解
タグクラウドについてGoogleが公式に言及しています。
たとえば500個もタグがあったらやりすぎだ。
ゴチャ混ぜでキーワードスタッフィング(キーワードの詰め込み)になる。
タグはリンクになっている。Flashを使ったりしてタグを入れ替えるのはユーザーにはおもしろいけど、僕たちはリンクとして必ずしも抽出するとは 限らなくて、PageRankが流れないかもしれない。
また数が多ければそういったリンクを信頼しないし、ランキングに悪く影響するかもしれない。
タグの数が少なければランキングにマイナスに影響することはないだろう。
でも数が多いと個別記事のページよりもタグページにPageRankが流れてしまうかもしれない。
僕のブログは、タグクラウドは使わずにカテゴリを使っている。
以前はタグが流行ったけど、今は使われなくなっている。
タグだと時には大量のリンクができてしまうから、意図したページにPageRankを流すことができなくなる。
個人的にはタグクラウド使わないのがいいと判断している。
害があるというわけではなく、キーワードスタッフィングのように見える場合があるからだ。
「使っちゃいけない」とは言わないけど、使うならどのくらいまで大きくするのか、どんな技術を利用するのか、どんなタグを使うのかを、よく考えたほうがいい。
Googleの見解 ( YouTubeより )
Web担当者Forum「タグクラウドをサイドバーに置いているとSEOスパム扱いされる?」
結論!タグクラウドのSEO効果は薄い
Googleの見解ではタグクラウドにSEOのメリットは少なく、使わなくていいとのことです。
タグクラウドを使うよりも、記事の質と量について考えたほうがSEO効果が出ます。
まとめ
今回はタグクラウドのSEO効果について解説してきました。
以下に記事をまとめますよ!
- タグクラウドは内部リンク集を視覚的にユーザーに表示する機能
- タグクラウドによるSEO効果は薄い
- ブログ記事の質と量を充実させたほうがSEO効果アリ