こんにちは、ユタカです。(@yutaka_dreams)
今回の「ライフハック」では、日々の暮らしの中で「この人は頭の回転が早いな」「この人は仕事ができるな」なんて人と出会うときがあると思います。
そんな人「地頭(じあたま)」がいい人のようになるための習慣を8つ紹介していきます。
こんなことを考えている人におすすめです。
- 頭の回転をよくしたい。
- 成果を上げたい。
- 脳のことを深くしりたい。
あなたの知りたい項目から読めるように出来ています。
知りたいタイトルから始めてください。
「地頭」とは、数学や英語といった学校教育で授けられた知識力ではなく、「思考力」のことをいいます。
この「地頭」がある人は、教育などで学んだ情報をいかし、物事の真理をとらえていく力を持っています。学んだ知識を発展させながら、自分なりに思考・行動ができるのです。
ひと言で言うならば、
- 論理的思考力
- 仮説思考力
- コミュニケーション力
といった能力に長けている人と言えるでしょう。
そしてこの「地頭の良さ」に関わっているのが脳の「前頭前野」という部分なのです。
前頭前野とは脳の一番大事な部分で、
- やる気
- 集中力
- 記憶力
- 論理的思考
- 客観的思考
- 行動や感情のコントロール
- コミュニケーション
などを司る部分です。
なので前頭前野が発達している人は人付き合いがうまかったり、目先の利益にとらわれず長期的に見て有利な選択ができるというような傾向があります。
そしてその結果、社会的地位や経済的地位が高くなる傾向があります。

脳の前頭前野を鍛えることは、最高の自己投資といえると思います。
地頭を鍛える8つの方法は以下のものになります。
- 雑音を利用する
- タイムプレッシャ
- マインドフルネス
- いろいろな体験をする
- 脳に良い栄養をとる
- 心理的安全状態を作る
- ノーシーボ効果を排除する
- アハ体験をする
この8つの方法によって「前頭前野は鍛えられます」
では順番に解説していきます。
雑音を利用する
まず1つ目は「雑音を利用する」ことです。
例えば
あえて雑音がある環境で作業や勉強をすることで前頭前野は鍛えられます。
なぜかというと、こうすることで脳に負荷がかかるからです。
雑音がある環境で集中するということは、ノイズを無視して目の前のことに注意を向け続ける必要がありますよね。
この負荷によって前頭前野は発達します。
具体的な方法としてはカフェとか家のリビングなどで作業や勉強することです。
また有名な話として多くの東大生は幼少期からリビングで勉強していたという話は有名です。
タイムプレッシャー
では次に前頭前野を鍛える方法2つ目はタイムプレッシャーです!
これはあらかじめ時間を決めてその時間内で作業を終わらせるようにチャレンジすることこうすることで脳に負荷をかけることができ、前頭前野が鍛えられます。
例えば
30分でこの仕事を終わらせると決めてタイマーで計りながら仕事するみたいなことです。
制限時間を設けることでメリハリがつき作業効率が上がるうえ脳も鍛えられます。
マインドフルネス
では次に前頭前野を鍛える方法3つ目はマインドフルネスです
マインドフルネスとは直訳すると「気づき」のことです。
例えば
一番オーソドックスな方法としては「瞑想」があったりします。
マインドフルネスは前頭前野を鍛える方法の中でも特に大事なものです。
いろいろな体験をする
では次に前頭前野を鍛える方法 4つ目は「いろいろな体験をする」ことです。
いろいろな体験をすることで脳のいろいろな部分に刺激を入れることができます。
例えば
- スポーツ
- 旅
- 美術
- 映画
- 読書
- 散歩
など、なんでもいいです。日々のすべてのインプットが脳に刺激を与えます。そして成長させます。
そもそも脳は、
思考/感情/伝達/理解/運動/視覚/聴覚/記憶 というようなさまざまな役割を担っています。
これらの機能を、まんべんなく使うことで脳全体が活性化し脳全体としてのパフォーマンスが上がると考えられています。
普段やらないことをたまには行ってみるというのが脳を活性化させるのです。
また「偶有性(ぐうゆうせい)がある体験」も特に脳に良いです。
偶有性・・・結果がある程度は予想できるが完全には予想できずランダムな要素も含むことを言います
例えば
- 旅行
- 人との会話
- ボードゲーム
- スポーツ
とかがあります。
脳にいい栄養を取る
では次に前頭前野を鍛える方法5つ目は脳にいい栄養を取ることです。
脳に良い栄養素は5つあります。
- DHA
- チロシン(必須アミノ酸)
- トリプトファン(必須アミノ酸)
- ポリフェノール
- ビタミンB6
DHA
まず DHA については脳の発達を促し、脳を活性化させて記憶力や集中力を上げます。
- イワシやサバなどの青魚
- アボカドなどに含まれます
チロシンとトリプトファン(必須アミノ酸)
チロシン:ドーパミンの原料
トリプトファン:セロトニンの原料になります。
このドーパミンとセロトニンはそれぞれとても大事な脳内物質です。
これらはどんな食べ物に含まれるかというと
チロシン
- アーモンド
- アボカド
- バナナ
- 牛肉
- 鶏肉
- チョコレート
- コーヒー
- 卵
- 緑茶
- ヨーグルトなど
トリプトファン
- 豚肉
- 牛肉
- 豆腐
- 納豆
- 味噌
- ごま
- 乳製品など
以上のような食べ物に含まれます。
ポリフェノール
ポリフェノールは記憶力や思考力を高めます。
また抗酸化作用もあるので体にとってとても良いです。
ポリフェノールを含む食べ物は
- チョレート
- 大豆
- 緑茶
- 紅茶
- コーヒー
- 赤ワイン
- そば
- タマネギ
- 柑橘類など
ビタミンB6
ビタミンB6は脳のエネルギーであるブドウ糖の吸収を助けます。
また脳内物質生産を助けます。
ビタミンB6を含む食材
- お米
- じゃがいも
- 牛肉
- 豚肉
- 鶏肉
- 卵
- 乳製品
- 魚介類
- 野菜
- ナッツ類など
以上の食品をまとめると、
増やすべき栄養価の高い食品は
- 全粒穀物
- 野菜
- 果物
- 魚
- 鶏肉
- 豆類
- ナッツ類
- オリーブオイル
- コーヒー
- お茶
以上が最も栄養価が高いので積極的に摂りたい食品等です。
そして次に意識してとりたい食品は,
- キノコ類
- 海藻類
- 芋類
- 卵
- ダークチョコレート
- 質の良いバター
この辺も脳や身体に良いのでとっていきましょう。
そして逆に減らすべき身体によくない食品は、
- お菓子
- 加工肉
- 揚げ物
- ファストフード
などです。
心理的安全状態を作る
6つ目は「心理的安全状態を作る」ことです。
心理的安全状態とは、心理的に安全な状態つまり危険とか恐怖、不安、未知、曖昧が少ない状態です。
逆に、危険、恐怖、不安、未知、曖昧などが多い状態は「心理的危機状態」でありこの状態だと、前頭前野の機能が落ちてしまいます。
具体的に何をすればいいのかというと、
- 生活が安定していること
- 貯金があること
- 生活リズムが整っていること
などが心理的安全状態になります。
また子どもの場合だと親からの愛情を受けていることが心理的安全状態に大きく影響します。
また大人の場合だと、経験/スキル/人脈/ブレない自分の価値観なども
心理的安全状態になります。
ノーシーボ効果を排除する
7つめはノーシーボ効果を排除するです。ノーシーボ効果を排除するということは、
ノーシーボ効果を排除=悪い思い込みを排除する
ということです。
なぜなら悪い思い込みは脳のパフォーマンスを下げいるからです。
例えば、
「どうせ俺には無理だ」
「やったって意味ない」
みたいなそういう思い込みがあると本当に能力を下げてしまいます。
そして脳の発達を邪魔する原因になります。これがノーシーボ効果というものです。
ネガティブな思い込みを排除するためにはどのようなことが有効なのか。
- 自分のいい面や強みを知ること
- 自分の好きなことや得意なことを磨くこと
- 目標のハードルを下げて適正にすること
- 周りを気にしすぎず比べずに自分の軸で生きること
などがあります。
アハ体験
8つ目はアハ体験です。
アハ体験とは
なるほど!分かったと!言うような、わからなかったことがわかったり、腑に落ちる時。
あとは、あれどういう意味だっけなぁ〜あれって何だっけ?という思い出せないものについて、うーんと思い出そうとして「思い出した!」というときこれがアハ体験です。
このようなアハ体験を経験するときに、
私たちの「脳の回路」特にクリエイティブに関わる回路が強化されると考えられています。
ど忘れして思い出せない時ってあまりいい気持ちはしませんが、そういうときにすぐにスマホで検索して答えを出そうとせずに、うーんと唸りながら自力で思い出そうとしたほうが実は脳に取っては良いと言うことです。
また何か本を読むときとかに、理解するのが難しい内容に対して諦めずに食らいつきどうにか理解して「そういうことか!」アハ!となるときにも脳が成長します。
以上が、地頭がいい人がやってる8つの習慣になります。
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